ブレイクスルー思考について、もっと知りたい!

ビジネスや日常生活でどのように役立つのか?もっと効果をあげるためには?
私の問題をブレイクスルー思考で解決したい。研修サービスは?
ブレイクスルー思考をもっと知る情報をご紹介します。

ビジネスでの活用は

ブレイクスルー思考は、どのような場面で、どのように使えるのでしょうか?
下の図で使用場面やどんなことに効果性を発揮するのかをいくつか例示しておきました。
基本的にブレイクスルー思考は、いわば『思考のOS』になるので、
状況に当てはめればビジネスのあらゆるところで使えると思います。
ただし他のページでご案内のように、真実・原因追及・現状分析などが目的であれば通常の思考の対象と思われますが、重要なことはこれらにおいても、最初のステップは『何のためにそれらを求めるのか』・・・については明らかにしてから考えるべきでしょう。

下の図のキーワードだけでは、ピンと来ない方もおられると思いますので、リーダーシップを例にとりましょう。
リーダーシップの発揮には基本的に2つのことが満たされなければなりません。
1つは方向性を示すこと、もう一つは周囲が自発的についてくることです。
ブレイクスルー思考は、目的の目的を考え、そのぶれない軸を確保しながら究極のあるべき姿を導き出します。
それらが見えない人々に確信をもって自分が見ているその姿を、進むべき方向として表現できます。
また、組織やチーム内では、そのプロセスを響創的な対話を重ねることでメンバーに参画してもらいながら、
未来への夢を語り合い相乗効果を求めていきます。
まさに『参画なければ共有なし・共有なければ実行なし・実行なければ成果なし』を作り上げていきます。
また、そこにおいてはブレイクスルー思考オリジナルのちょっとした工夫や思考ツールも準備されています
そうした意味合いからブレイクスルー思考での実行の定義は『時間とともに人々の目的・価値観・行動を変えていくこと』
と定義されています。
これらが人々の自発的行動を導き出します。

もう一度下の図を見てください。
これはビジネスパーソンならだれでも手中にしたいことであり、経営者にとっても社員に求めるところであります。
しかし実際には、ほとんど人はその手掛かりを持っていませんので、多くの場合は思い付き・直感・ひらめきに頼っておりきわめて不安定で不確かのものとなっています。
ブレイクスルー思考をインスト-ルすれば、あなたは確信をもって右の図のキーワードに対応できるようになります

ビジネスでの活用例


ビジネスでの活用事例は、大変多く、また実にさまざまな場面で使われております。
新規事業の立ち上げ・新会社の設立・新商品の開発・新サービスの開発・様々な問題の解決・新たなビジネスモデル・ブレイクスルー思考による経営・・・・・数え上げればきりがありません。
業種も、製造業からサービス業・金融保険・医療・教育中には行政サービス・・・
これまでは大企業での活用が多く、あなたが毎日使っているあの商品・TVをつければ毎日見かけるあの企業も・・・・
ただ問題は、思考ゆえ外からは全く見えず、企業秘密として公開されることはほとんどありません。
因みにTOTOの元社長・会長の木勢さんはブレイクスルー思考を経営に取り入れていることを公言し、
その経験を書籍にまとめて発行しています。

また最近は、個人事業主・中小企業の経営などの活用も多くなってきました。
またいわゆる仕業の方たちや経営コンサルタントの方などの差別化の手段としても使われています。
彼らは通常科学的・論理的思考に長けていますが、それにブレイクスルー思考が取り入れられればクライエントに対する
明確で有効な差別化が図れます。
さらに企業に勤める若手リーダー層・女性リーダーなどにとっても社内差別化のツールとして活用されています。
社員教育の分野では、創造性開発・現状打破・イノベーション・改善ではなく変革・・・
など様々なプログラムで取り入れられています。

 さて図に示した商品開発の事例は、日比野博士が立ち会ったある電機メーカーの商品開発事例で同社の開発チームが、当学会の機関誌『企画計画』に発表し公表されているものです。
すでに時が経過しているので名前だけは伏せ、わかりやすさのため一部加工して取り上げています。
詳細説明はあえて控えますが、会員の方は学会誌アーカイブで詳細を確認してください。

日常生活での活用は


下の図は、総務省統計局が区分している日本人の1日の行動分類です。

1次活動は、いわゆる生きる活動です。ブレイクスルー思考に結び付ければ、私たちにとって最も根源的な問いは『自分は何のために生きているのだろうか』ということでしょう。
生きる目的を考え、それを発見する・自覚することは自分が生きていく根拠になります。ブレイクスルー思考では、生きるということ自体も一つのシステムとして認識しますので、そこにはそのシステムの基本要素として目的が存在しなければなりません。その目的が危ぶまれると生きることの意味が見いだせず、生きていくことが困難になる場合さえもあります。
生きることへの目的と目的展開を考えてみましょう。

同様に2次的な活動に分類されている仕事(ここでは有給・無給を問わず)つまり働くことの意義・目的も生きることとほぼ同様の重みがあります。誰もが社会の中で一定の役割を果たして生活している、要するに社会的分業の中で長く生活してきた私たちにとって働くこと(=社会的責任を果たすこと)は自分の存在(生きること)の根拠ともなる活動です。
 それでは働くことの目的は何でしょう?私たちは何のために働くのでしょう?難しい問いかけです。お金のため(収入を得るため)以外考えられない人もいます。本当にそれが真の目的ならばそれでいいのですが、その場合はブレイクスルー思考を使い、それでは『お金を得る』のは何のため?と何回か目的展開をしてみてください。人によって異なる展開になるでしょうが、目的の発見が自分が働く方向、すなわち働くことの自分にとってのあるべき姿が見えてくるはずです。
学業についても同様に、何のために学ぶのか?何のために学校へ通うのか?何のためにこの科目を学ぶのか?・・・これらを考えることは学ぶことへの方向を自覚。発見することに結びつきます。学ぶことへの動機づけにもなるでしょう。学習行動も自分の時間やエネルギーを投資する活動ですから無駄は省かなければなりません。目的を考えればゴールが明確化され、手段である学習活動をより適切に選択することができるので効果性は飛躍的に向上するでしょう。

3次的な活動は、通常思い浮かぶ日常生活のイメージかもしれません。ここにおいても目的を考えることを、
すべての活動の前に行いましょう。
繰り返しますが、時間やエネルギー・コストを必要とする活動はすべて目的達成の手段としてとらえ、すべての行動の前に目的を考えれば、あなたのゴールは明確になり、そのゴールに対する異なる手段・やり方も発見できるようになります。

このようにブレイクスルー思考は、日常生活のあらゆる側面で活用することができます。
ブレイクスルー思考により、あなたの生活の質はより高いものとなっていくでしょう。

効果性を高めたい


『7つの習慣』が世に出て以来20年ぐらい経ち、今ではその中に使われた『効果性』という言葉も普通に使われるようになりました。
最初の出版の時に英語の Effectiveness という単語(Effective 効果的の名詞形)の適切な翻訳語が存在せず悩んだ、
といいう話を聞いたことがあります。
7つの習慣では効果性は『長期的、継続的に期待通りの良い結果を出す状態』と定義されていますが、ブレイクスルー思考では効果性を『(行動の結果が)目的にかなったアウトプットになっているか』という意味で使われます。
あなたが自分の行動(仕事など)の効果性やパフォーマンスを高めたいなら、まず目的を明らかにしなければなりません。
仕事をするなどの行動はすべて手段だと自分に言い聞かせ、その行動をとる前に、『その行動で目指していること・達成しようとすること・成し遂げようとすることは何か?』を自問自答(賢問という)しましょう。
これはセルフコーチングやセルリーダーシップの発揮です。
そして、そのあとに図のように的の真ん中を射るような行動(手段)を選択しましょう。
①目的を定める②目的に合致した行動を選択する③実際に行動する・・・目的に合致したアウトプットを得る・・・
これは7つの習慣でいうと前半の3つの習慣ですね。
蛇足ですが、7つの習慣を著したスティーブン・R・コビーは友好関係にあったナドラー・日比野が
ブレイクスルー思考を研究している時に、どんな研究をしているのかを熱心に聞きに来ていたそうです。

 当たり前のように聞こえるかもしれませんが、いつもこのような思考を実践することはなかなか難しいようです。
日比野博士はこれを『思考生産性』と表現しています。行動の生産性を高める前に思考の生産性を高め、間違った行動・ずれた行動で無駄なエネルギーや時間・コストなどを使わないように心がけましょう。
限られた時間・エネルギー・コストの中でいつもブレイクスルー思考を実践すればあなたの効果性は間違いなく上がるはずです。

私の問題を解決したい

あなたが、抱える問題についての状況と下記必要事項をメールにご連絡ください。
追ってこちらからご連絡いたします。
メールでの解決が困難な場合は、私たちの会合の場で何人かの会員があなたの問題について解決策を考えるお手伝いをします
(当学会の社会的活動ですから無料です)

①お名前②連絡用メールアドレス③電話番号④ご職業⑤住所(都道府県まででも結構です)
⑤問題の状況説明

 送信先メールアドレス:
 [email protected]

ブレイクスルー思考 

企業・団体向け教育研修


(こちらは個別に実施するブレイクスルー思考の企業内研修などのご案内ページです。当支部主催の公開講座は適宜TOP画面でご案内します)
※研修は、すべてグループワークによる体験型研修で、個別の課題や問題を取り上げたオーダー型研修も可能です。


【講師】日本企画計画学会公認インストラクター
 東京支部 支部長/ JMC代表 松永譲治
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